2018
9
Nov

ブログ

屋久島 スケッチ テント泊編

秋の屋久島。

 

南の島、屋久島は一年を通して温暖なので、

本州のような色鮮やかな紅葉はありません。

 

そんな島で過ごした10月~11月。

秋と言えば思い出す、

屋久島でのスケッチ旅の一幕を。

 

ところで旅と言えば、

いろいろな泊まり方があると思いますが、

テントで泊まったことはありますか?。

そう、夏場にキャンプ場や登山泊の時に使う、あのテントです。

 

屋久島にもキャンプ場があるので、

夏の夜、満天の星空を眺めながら(天の川もばっちりです)、

ゆっくり過ごすには最高です。

 

しかし当時の私は、まだテント泊をしたことはなく、

いつも利用する宿に泊まっていました。

 

その宿から山へ出かけ、

汗だくになって登った先でスケッチをしては降りてきて、

近場の温泉に入って宿に戻るという、

なかなか贅沢なスケッチ旅。

 

そんな旅も、気が付いたら一ヶ月。

もともと安い宿を選んで泊っているとはいえ、

そう長いことは持ちません。

 

まだ描き足りない…

だけど、今回の旅費も大分使ってしまった。

 

その時、島を離れる気になれなかった私は、

もっと安い宿を探して移動をしました。

 

確か、一泊1000円程。

そこにも半月ほどいました。

 

それでもまだ、帰る気になれない。

 

さて、その宿には、周りに広い空き地がありまして、

そこならテントを張って泊ってもいいよということで、

 

ここからテント泊がスタートします。

 

この流れですと、単なる貧乏スケッチ旅なのですが、

しかし、この空き地テント泊からが、

また屋久島ならではのおもしろいところ。

 

…実は、もう先住民の方が何人もいたのです。

そう、ほとんどテントで住んでいる、みごとな長期滞在者!。

 

どうやら屋久島というところは、

絵を描く人間のみならず、色々な人を虜にするらしく、

 

とにかく魚を釣りたい人、

山の仕事を始める人、

観光客向けのレンタカー屋さんで働く人、などなど、

 

最初は旅人として来ていた方達ばかりだと思いますが、

その時はもう完全に、

テントから出勤している人たちばかりでした。

 

なんて人達だ…上には上がある。

 

そして夜は、その魚釣りの方が釣ってきたマグロで、

満点の星空の下、豪勢な宴会が始まります。

屋久島は鹿児島県。もちろんいつもの焼酎で。

 

選択の余地なく始まったテント泊でしたが、

昼はスケッチをしに行き、夜は宴会に参加する。

 

なんとも楽しい集まりで、

夜な夜な語り続けているうちに、

気付いたら、やはり一ヶ月間ほどそこにいました。

 

11月に入り、さすがの屋久島も夜は寒くなり、

寝袋だけでは耐えられなくなったので、

仕方なくテントをたたみ島を出ることにしましたが、

 

絵を描きたくてたまらないという気持ちがなければ、

出会えなかった環境だと思います。

当時の素敵な出会いと思い出に感謝しつつ…

 

また屋久島の話は、折を見て話したいと思います。

海で沖まで流されかけた話など…。

 

コメント

    • cx
    • 2018年 11月 09日

    ナツカシイ……。
    が……

    > 海で沖まで流されかけた話など…。

    聞いとらんぞw (ち)

      • mayukohanai
      • 2018年 11月 10日

      懐かしいですね。20年程前です。

      海の浅瀬で、シュノーケルで魚を追いかけていたら、
      いつの間にか深いところまで付いて行ってしまい、
      沖に流れる海流に乗ってしまった話。

      宿に帰ってから誰かに、
      “そのまま沖まで流されれば、どこかで流れが止まって、
      海流のない外側をぐるっと回って、浜辺に帰ってこれたのに。”
      などという恐ろしいことを言われたけど、

      それ確か、あなただったのでは…?。

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