2018
26
May

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カラスの黒、色気の黒。

「カラスの黒」

夕暮れ時、目を光らせたカラスの群れがギャーギャーと騒ぎながら飛び去るシーン。

赤黒い太陽と黒いカラスが段々と溶け合ってゆく…

何か不吉なことが起きる予兆として、たびたび映像に入れられますね。

 

悪いものを指すことが多い黒い鳥、烏。

しかし、こんな蝶の名前を聞いたことはありますか?。

 

「カラスアゲハ」

カラスアゲハとは、日本にいる、烏のように黒いアゲハ蝶です。

しかしこれとは別に、「クロアゲハ」という種類のアゲハ蝶もいます。

 

カラスの黒は、ただの黒ではないということです。

 

カラスの黒は、烏羽色、濡れ羽色ともいい、濃く艶のある黒に青や緑が混ざった色を指します。

正面からはただの黒に見えても、光の加減で青や緑が現れる、それは美しい色。

「髪は烏の濡れ羽色」

これは、日本女性のしっとりと艶のある美しい黒髪を指す表現です。

茶髪にするなんてもったいない。

カラスの黒は、色気のある黒なのです。

 

とうのカラスアゲハは、以前は山まで行かなくても、田んぼのある地域ではたまに見られました。今でも見られるのでしょうか。

割といるクロアゲハとは違い、キラキラと透き通った青と黒の色合いがとても美しいので、会えるととても興奮しましたね。

 

烏はもちろん今でもよく見られるので、1、2mの近さにいると、しょっちゅう凝視して色の確認をしてしまいます。

迷惑そうにさっさと飛び去ってしまうので、なかなかじっくり見させてもらえませんが。

 

人は、一つの動物に多くの意味合いを持たせます。

いつもいいイメージのない烏。

一度、その色気のある色をじっくり見てみてはいかがでしょうか。

 

コメント

    • cx
    • 2018年 5月 26日

    そう云われると、あの不逞の輩は自らの美しさを鼻に掛けての事だったのかと得心がいく。
    それにしても、カラスの凝視を田畑でやると百姓に感謝されますよ。:D (ち)

      • mayukohanai
      • 2018年 5月 27日

      その生き物からの実害があると、美しさは二の次になってしまいますね。

      アゲハ蝶ですら、青虫時代に葉を食べられる木を育てている方からしたら、害虫ですしね。

      世界中の人から見て、ただ美しいという感情だけで成り立っている生き物は存在しないのかもしれません。

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