2018
3
Feb

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お祭りもあります! 着物と日本の伝統工芸「絞り染め」について3

着物と日本の伝統工芸「絞り染め」について 最終回

 

工芸品を鑑賞するとき、美術館や博物館では、静かな空間に整然と並んでいてもうひとつ距離を感じる…。

そんな時にお勧めなのが、その工芸品の産地で開催されるお祭りです。

もともと着物や道具類は、手に触れ身に着けるもの。

絞り染めも、絞ることで布にしわが寄り、手触りが柔らかくなります。

 

絞り染めのお祭りといえば、名古屋の有松絞まつり。

もともとは江戸時代、有松(鳴海)を通りがかった旅人が、故郷へのお土産にと絞りの手拭や浴衣を買い求めたことから、名産品として発展していきました。

 

京都の絹の絞り染めの着物とは違い、庶民が手にできた木綿の絞りの産地だからこそ、今も毎年開催される賑やかなお祭りとして続いているのかもしれません。

 

このお祭りでは、絞り染めの衣類を購入できることはもちろん、絞り手ぬぐいの体験や史跡巡り、その他色々なイベントが開催されます。

とても面白くお勧めのお祭りです。一つ注意点を言えば、開催時期が毎年六月なので、名古屋の夏の気温と湿度とは戦わなくてはいけませんが…。

 

三回に分けて書いてきました、着物と絞り染めの世界。

どこかで見かけた際は、触れられるものなら触れて、その手触りを感じてみてください。

少しでも伝統工芸に興味を持っていただけたなら、幸いです。

 

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