2018
20
Jan

ブログ

絵描きとしての聖地、屋久島

いつから絵を描き始めたの?。

 

たまに聞かれますが、物心ついた時にはクレヨンを握っていたと思います。

その後学生の頃までは、切り絵クラブに入ってみたり、漫画家に憧れたり、ろくろを回したりと、創作すること全般に興味がありました。

 

作家活動に入り、毎年個展などの発表をするようになって約10年。

今思えば、他の芸術に関わる職業ではなく、自分で作品を作りたいと思ったきっかけは、屋久島に訪れた時でした。

私の絵描き人生の第一歩、屋久島からこのブログをスタートしたいと思います。

 

初めて屋久島に訪れたのは、京都の美術短大に通っていた時の夏休みでした。

その頃、スケッチブックと青春18きっぷを片手に一人旅をしていた私は、九州をだいたい回り終え、もう少し木をスケッチしたいという単純な気持ちで、木の多そうな屋久島に2、3泊の予定で来島。

木の多そうな…はっきり言って、既に公開されていたもののけ姫も見ていなかったし、縄文杉の存在も知りませんでした。

 

そして、出会ってしまった。

言葉に表現できないほどの深い色の森。

 

雨上がり、しっとりと水分を含んだ苔に包まれた深い森、そこに差す午前中の日の光。

いい場所を見つけては座り込み、一日中森の一部になったかのように黙々とスケッチを繰り返す幸せな日々。

 

気付いたら、まだ何日もあった夏休みが明日終わろうとしていました。

 

その後、二十代は旅費を貯めては屋久島へ渡り、スケッチは徐々に一つの作品へと形を変えていきました。

それは、作品としてしか表現できませんでした。

商業的なものを入り込ませる余地はありませんでした。

 

その後、地元名古屋で毎年個展を開くようになり、東京、大阪と開催場所を移動、作風も当時とはかなり変わりましたが、今の作品にも屋久島の要素はふんだんに入っています。

 

屋久島の風を感じに、私の作品に会いに来てください。

 

コメント

    • cx
    • 2018年 1月 21日

    あの頃、
    あなたの外の世界は知っている心算でいましたが、
    あなたの内の世界は知る由も無く−−。
    この先のBlog展開をとても楽しみにしています。
    あなたのことをもっと理解すべく。

      • mayukohanai
      • 2018年 1月 21日

      第一号のコメントありがとうございます。
      とても嬉しいです。
      昔のスケッチを手に取り思い出すのは、森に通いながら通算100泊以上した宿での思い出ばかりでした。
      初めて屋久島に訪れてから、もうすぐ20年。
      今でもご縁が続いていることに感謝します。

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