2019
3
Sep

ブログ

藍の青を求めて~夏の絞り染め

日本の伝統工芸に触れたくて、

日々の作品制作の傍ら、絞り染めの教室に通っています。

 

絞り染めとは…

絹や木綿の布に糸をくくり付けて染めることで、

くくった部分が染まらずに模様として現れる染めの技法。

 

鹿の子絞りの染める前。

この小さな粒々のお団子一つずつが、

糸でくくってあります。

これは私が初めて挑戦した鹿の子なので当然粒も荒いですが、

職人となると、この粒々がそれは美しく並びます。

 

こちらは巻き上げ絞りの染めたあと。

左のくくってある糸をほどくと

右のような模様が現れます。

 

今回は、夏になり藍が育ってきたということで、

藍の生葉染め体験です。

 

藍染というと

藍の葉を乾燥、発酵させて「すくも」という染料にし、

すくもを藍甕で仕込んだのちに使う染め方が一般的で、

あの深い藍色はこの技法によって出るものなのですが、

 

生葉を刻んで水に浸した染液でも

淡いブルー色が染まります。

 

そんな夏の藍染を、順を追ってご紹介。

 

まずは育った藍の葉を

摘みます。

 

摘んだ葉をジューサーに入れ、

水を加えて1分。

藍の葉のジュースを作ります。

できたジュースを網の袋に入れ、

しっかりとこします。

泡々の緑色の染液完成。

ここで、

この液が泡立っているうちに

急いで染める布を沈めます!。

ここから30分、

布に染液がきれいになじむよう、

手で混ぜ続ける。

こんな感じ。

たまに引き上げ広げて、

空気に触れさせながら…。

 

 

30分経ったら、

染液から布を引き揚げ

水で良く洗います。

これを干したら、

生葉藍染めの完成。

 

さて、絞り染めの面白いところはここからです。

乾かして糸をほどかないと

模様が現れない。

最後まで緊張が続きます。

 

今回染めた布は、亀甲文様が出る絞り方をしました。

完全に乾いたら、糸を抜きます!。

 

完成!。

 

夏空のような青が出ます。

もっと青を濃くしたい場合は、

重ね染めをするともう少し濃くなります。

 

草木染独特の淡い色。

今後、私の作品と組み合わせて表現できないかと

想像はどこまでも広がる夏でした。

 

コメント

  1. Awesome post! Keep up the great work! 🙂

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