
天気の良い日の続く冬の時期は、
外での活動がしやすいですね。
以前から作品の野外撮影をしたかったので、
先日はカメラマンさんと一緒に、
海の方まで出かけてきました。
いつもは室内の白い壁をバックに
飾ってある作品のみを撮ることが基本。
今回は、背景に野外の色々なものを取り込んで、
作品に別の世界を与えてみることに。
さて、では何を背景に入れたのかといえば、
一番しっくりきたのは、遺跡でした。
生命の循環を表す作品×歴史的遺跡
一見ちぐはぐに見えそうですが、
遺跡だって生命の循環の一つです。
人が生活していた痕跡、
戦争時に使われていた軍事施設の跡、
今は平和な日本の原っぱや公園に、
ひっそりとたたずんでいます。
作品写真は、カメラマンさん指導の下、私自身で撮りました。
これは、作品との対話です。
過去の命を宿した遺跡、
そこから現在に至る生命の連鎖を、
私という人間を通して現れた、
生命の塊のような造形物が見せてくれます。
どこまでも人間の命と対峙できるような
永遠の生命の循環。
時には背景の歴史と合わせて、
今後もいろいろと表現していけたらと思っています。
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